学習教材

2024年8月19日

FX初心者がトレードを学習するにはどのような方法があるでしょうか?ここではおすすめの学習方法として使える教材をいくつかご紹介します。

1.基礎知識本

まずはFXに関する基礎知識を身に着けることが必要です。「為替とは、為替相場とは、相場の動く要因、トレードの仕方等」、トレードを始めるにあたって最低限必要な知識を身に着けるには、初心者向けの基礎知識本を購入するのが手っ取り早いです。

書店で「初心者」「入門」「基礎知識」といったワードのある本が該当します。
例えば以下のような本です。

・『一番売れてる月刊マネー誌ザイが作った「FX」入門改訂第2版』
・『7日でマスター FXがおもしろいくらいわかる本』

多くの基礎知識本の中に、テクニカル分析(チャート)に関する記述があります。主要な分析方法の解説がされており、その専門の本を購入しなくとも、基礎知識本の内容でトレード初心者は十分です。

現在、FXの自動売買のサービスもありますが、それを使う場合であっても基礎知識がないと使いこなすことができません。どのような手法でトレードをするにせよ、最初に十分な知識を身に着けることをお勧めします。

2.トレード手法に関する本

一般的にFXトレードは、テクニカル分析(チャート)とファンダメンタルズ分析の2つをもとに行います。各分析の使用割合は人それぞれですが、必ずこの分析を用いて、最終的に自分流のトレードの仕方を身に着けることになります。
また、シグナル配信や自動売買というトレード方法もあり、それらを深堀した専門の本があります。

テクニカル分析(チャート)
チャートの形をもとに先の動きを予想・判断します。相場の動きにはセオリーやパターンというものがあり、それを判断できるようにMACDやボリンジャーバンドなどのテクニカル指標がどのFX会社のチャート機能に実装されています。

どの指標が一番良いというものではなく、ケースバイケースで有効であったりなかったりしますし、自分自身が使いやすいかどうかとう視点もあります。

まずは個々のテクニカル指標を深く掘り下げた解説本を読み、その理解を深めたうえで、自分に合った指標を見つけられることをお勧めします。

ファンダメンタルズ分析
狭義には経済情勢の分析にとらえられますが、広義には材料の分析ととられることができます。相場判断の手がかりとなるのは、チャートとチャート以外という意味では材料となります。
どのFX会社でもニューる配信会社と契約しており、相場に関係するニュースを読むことができます。そこに流れて来る情報=材料をもとに、相場の動きを判断します。

シグナル配信トレード
テクニカル分析は、自分で分析をしますが、それを簡易的に行うのがシグナル配信トレードです。チャートで一定の条件が満たされた場合、それをシグナルという形でアプリ等でユーザーは情報を受け取ることができます。
そのシグナルをもとに売買するかどうかは自分自身で判断しますが、ずっとチャートを見続けることができない方はそれを気づくことができる点で便利なサービスです。

自動売買トレード
トレード自体を完全にシステムに任せて自動で行うサービスです。いくつもの会社がこのサービスを提供しています。自動と言っても、どのような手法・条件のもとにトレードをするかのプログラムがあり、ユーザーはいくつもあるプログラムの中から良いと思うものを選ぶことになります。選んだあとはほったらかしですが、途中でトレードをやめることも可能です。

まずは基礎知識本(入門書)を1冊熟読し、トレードを始めてみましょう。一定期間トレードをした後に、気づきの中から自分にあったトレード方法を模索して、興味のあるトレードに関する専門書を読まれるのが良いでしょう。